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登録番号 : T9240001027159

 

WISC-IVの臨床的利用と解釈

 

※画像提供:日本文化科学社

著者名

アウレリオ・プリフィテラ、ドナルド・H・サクロフスキー、ローレンス・G・ワイス 編
上野 一彦 監訳
上野 一彦、バーンズ亀山 静子 訳

 

サイズ

A5判 612頁

 

発行年月日

2012年5月25日

 

原著

Prifitera, A., Saklofske, D. H., & Weiss, L. G. (Eds.). (2005).
WISC-IV Clinical Use and Interpretation: Scientist-Practitioner Perspectives.
Elsevier Academic Press.

 

発行元

日本文化科学社

 

価格

WISC-IVの臨床的利用と解釈 

商品コード

001-164

 税込価格

5,093円

 

概要

 

 日本版WISC-IVユーザーへ向けた検査結果の解釈に役立つ一冊です。

 

第1部では「臨床的解釈の基礎」として、WISC-IVについてのアメリカでの研究、FSIQの解釈、GAIの紹介と解釈、指標得点の解釈、WISC-IVインテグレーテッドについて紹介しています。

第2部では「臨床事例アセスメント」として、LD、ADHD、ギフテッド、知的障害、言語障害、聴覚障害、脳障害などの臨床群へのWISC-IVの利用例とケース研究を掲載しています。

 

目次

 

第1部 WISC-IV:臨床的解釈の基礎
 第1章 臨床的アセスメントにおけるWISC-IV
  はじめに
  改訂の解説・理論的根拠・目標
  Gordon AllportとHenry Murraへの回帰:診断ツールとしてのWISC-III・WISC-IV
  アセスメントの一部としてのIQ検査結果の利用
  諸外国におけるWISC-IIIのマイノリティ集団への使用
  終わりに
  文献

第2章 WISC-IVのFSIQとGAIの臨床的解釈
  知能および心理測定・アセスメントをめぐる問題
  知能とWISC-IV
  WISC-IVの全検査IQ
  一般知的能力を表すもう1つの総合得点:一般能力指標(GAI)
  知的能力―学力間のディスクレパンシー:GAIとWIAT-II
  一般的な解釈の方法
  臨床的考察
  追加的考察:FSIQを超えて
  文献
  アペンディクスA:WISC-IV指標得点と全指標平均との比較表(R. Stewart Longman)
  統計的有意性と差異の異常性

第3章 WISC-IV指標得点の解釈
  WISC-IVの言語理解指標(VCI)の解釈
  WISC-IVの知覚推理指標(PRI)の解釈
  WISC-IVのワーキングメモリー指標(WMI)の解釈
  WISC-IVの処理速度指標(PSI)の解釈101
  ワーキングメモリーと処理速度のダイナミックな相互関係
  得点解釈の伝え方
  文献
  事例

第4章 WISC-IVインテグレーテッド
  プロセスアプローチの歴史的流れ
  認知アセスメントにおけるプロセスアプローチ
  プロセスアプローチと他の検査解釈の枠組みとの比較
  プロセスアプローチのWISC-IVインテグレーテッドへの適用
  要約
  事例
  文献

第5章 各種アセスメントのためのマルチレベル統合モデル
  背景
  マルチレベル統合アセスメント
  本章の概要
  分岐アセスメント
  教育指導アセスメント
  プロフィールアセスメント
  結論
  文献

第2部 WISC-IVと臨床事例アセスメント
 第6章 研究に裏付けられた特異的LDの判断
  背景
  本章の概観
  ディスレクシア(読字障害)
  言語性LD
  ディスグラフィア(書字障害)
  特異的算数・数学障害
  ディスレクシアや他のLDの臨床的診断や研究におけるWISC-IVの使用
  知能検査と賢い検査実施
  文献

第7章 WISC-IVによる注意欠陥多動性障害のアセスメント
  ADHDの診断分類
  サブタイプをめぐる問題
  ADHDの概念説明
  方法論的考察:注意事項
  分類と概念をめぐる問題:アセスメントと知能測定の役割
  ADHDサンプルにおけるウェクスラー検査の心理測定的特性
  WISC-IVのADHD診断への利用
  他のプロフィール
  ADHDのアセスメントにWISC-IVを用いる理由
  事例―ライアン
  文献

第8章 WISC-IVを用いたギフテッドのアセスメント
  ギフテッドの定義
  文献レビュー
  WISC-IV標準化サンプル:ギフテッドのプロフィール
  WISC-IVへの改訂はギフテッドの判定にどのような影響を及ぼすのか
  事例研究―アマンダ
  ギフテッドの包括的なアセスメントの一環としてのWISC-IVの利用
  GRS(ギフテッド評定尺度):包括的ギフテッドアセスメントの一環
  事例研究―カイリー
  検討
  文献

第9章 知的障害のアセスメント
  知的障害の定義
  知的障害の程度
  知的障害の病因論
  適応機能
  全人口における知的障害の出現率
  WISC-IVを用いた知的障害のアセスメント
  診断上および臨床上の問題
  平均への回帰
  能力を最大限引き出す検査実施:知的障害のある児童を検査する際に考慮すべきこと
  検査結果に影響を及ぼす可能性のある8つの事項
  結論
  事例研究
  文献

第10章 言語障害
  言語障害の定義399
  言語障害における認知的特性把握
  WISC-IIIと言語障害
  WISC-IVと言語障害
  言語障害における臨床的解釈
  事例研究
  結論
  文献

第11章 聾・難聴者へのWISC-IVの使用
  聾・難聴児のアセスメントにおける問題点
  近年のアセスメントにおける配慮措置の進歩とウェクスラー検査
  先行研究と提言
  聾・難聴者におけるWISC-IVの使用
  結論
  文献

  事例研究による例証
第12章 WISC-IVの使用における文化的配慮
  民族的マイノリィティ集団における異質性
  ウェクスラー検査結果に見る民族間の差異
  移民パターンと換算表利用
  事例研究
  現アセスメント
  事例の要約
  結論
  文献

第13章 WISC-IVと神経心理学的アセスメント
  神経心理学的アセスメントと研究におけるWISC-III
  WISC-IVにおける変更
  神経心理学的アセスメントへの意味
  WISC-IVの妥当性
  事例研究
  結論
  文献

第14章 WISC-IVに伴う検査行動のアセスメント
  検査実施プロセス
  評定者の観察は検査実施において重要である
  検査結果に影響を及ぼす7つの重要な特性
  中度から重度の障害状態
  背景情報と個人的特性
  非公式なプロセスを用いることの利点
  非公式なプロセスを用いることの欠点
  受検行動を測定する他の公式な尺度
  児童の検査行動に関する実証的研究
  検査行動観察フォーム:実証的に得られ標準化された尺度
  WISC-IIIとWIATのための検査行動アセスメントガイド
  2つの検査実施基準への回帰
  事例研究
  結論
  文献

 


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