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登録番号 : T9240001027159

 

自閉症支援のすべて ※絶版

 

※画像提供:日本文化科学社

全日本特別支援教育研究連盟 編

太田俊己 小倉京子 尾崎祐三 斎藤宇開 

佐藤慎二 渡部匡隆 責任編集

 

発行元

日本文化科学社

 

価格

2,100円

 

商品コード

001-5064

 

サイズ

A5判222頁

 

 

概要

 

 「改訂増補 自閉児指導のすべて」の全面改訂版。自閉症をとりまく状況は大きく変わり、どの学校においても、自閉症そのものが、ふだん目にする一般的な障害となった。しかし、そうした子どもたちへの対応は必ずしも万全とはいえず、むしろ実践上の課題は拡大している感がある。自閉症に対する不正確な知識の流布がこの傾向を助長しているのではないか。
本書では、だれもが知っているとよい、自閉症の子どもと家族への支援を念頭に置いた、教育現場のための考え方とその対応のすべてを取り上げ、Q&A方式で簡潔で平易な文章で紹介した。
 

 

目次

 

1章 自閉症支援の基本をふまえる
1 支援の基本と教育支援とは?
(1) 「自閉症」という障害とは?
(2) 「自閉症」のある子どもの何を支援するのか
(3) 自閉症への教育からの支援


2 自閉症支援のための大切にしたい5つの視点とは?
(1) 子ども・本人主体の視点
(2) 生きる豊かさを追求する視点
(3) 生涯を見通すライフロングの視点
(4) 地域での連携を築く視点
(5) 生きる個別の教育支援計画をつくる視点


3 ライフステージに応じた支援とは?
(1) 幼児期を豊かに過ごす支援のポイント
(2) 小学校期を豊かに過ごす支援のポイント
(3) 中学校期を豊かに過ごす支援のポイント
(4) 高校・高等部・青年期支援のポイント
(5) 成人期支援のポイント


4 障害に応じた支援とは?
(1) 知的障害と自閉症への支援の違い・共通性
(2) 知的障害のある自閉症の教育
(3) 知的障害のある自閉症の子どもの授業づくり
(4) 知的障害のない場合・ある場合の支援の違い・共通性
(5) 知的障害のない自閉症の教育
(6) 知的障害のない自閉症の子どもの授業づくり


2章 自閉症への教育支援を実践する
1 障害と子どもを理解するとは?
(1) 様子をよく見ることからの理解
(2) 言葉の受け止め・伝わり方からの理解
(3) 「困る」行動からの理解
(4) 本人の話から理解を深める
(5) 親の話から理解を深める


2 教育環境・場を整えるとは?
(1) 落ち着ける教室環境づくり
(2) 自分から・自分で自立的に取り組む活動をつくる
(3) 本人の力を発揮しやすい教材・道具づくり
(4) 互いを認め合う学級づくり
(5) 友だちとのよいかかわりが生まれる学級づくり
(6) 参加しやすい行事・催しの計画づくり


3 見通しのもちやすい日課・教育課程づくりとは?
(1) 見通しのもちやすい週日課
(2) 力を発揮しやすい単元の年間計画
(3) よい結果の出やすい教科の年間計画


4 一人ひとりが力を発揮する個別の指導計画とは?
(1) 成果の上がる個別の目標の工夫
(2) 効果的な内容・手立ての工夫
(3) 場や活動を超えて成果の出る計画の工夫
(4) 成果を見出す評価の工夫
(5) 親や家庭とともに支える計画の工夫


3章 具体的な教育支援
1 日常生活・遊びの支援とは?
(1) 衣服を着る・脱ぐなどの支援
(2) トイレでの排泄の支援
(3) 食事や食生活の支援
(4) 一人遊びやらいろいろな遊びへの支援
(5) 友だちとかかわって遊ぶための支援
(6) 自分から遊ぶようになるための支援


2 生活単元学習・作業学習の支援とは?
(1) 自閉症の子どもが生活単元に取り組むための支援
(2) 見通しを持って単元に取り組むための支援
(3) 自分から取り組むための作業学習の支援
(4) 目標をもち、精一杯作業をするための支援


3 教科の学習の支援とは?
(1) 国語への支援(読解・感情の理解など)
(2) 算数・数学への支援(文章題など)
(3) 体育への支援(運動の模倣など)
(4) 音楽への支援(楽器演奏歌唱など)


4 進路と就労への支援とは?
(1) 自閉症の子どもへのキャリア支援
(2) よい進路先へとつなぐ上での工夫
(3) 職場に適応し仕事を継続できるようにする工夫
(4) 関係機関との連携の工夫


5 家庭生活・地域生活への支援とは?
(1) 安定した家庭生活に向けての工夫
(2) 兄弟姉妹との関係を支援する上での工夫
(3) 卒業後の地域生活を支援する工夫
(4) 親の会からの支援や関係者との連携の工夫
(5) 地域生活を支える関係機関
(6) 自閉症の人たちの生活と権利擁護


6 通常の学級で子どもが「困っている」ことへの支援とは?
(1) 知的障害のない子どもへの学級での支援
(2) 友だちの理解・かかわりへの支援
(3) コミュニケーションや言葉への支援
(4) こだわり、パニックへの支援
(5) 攻撃性・暴言への支援
(6) 落ち込み・減退への支援
(7) 感覚が過敏なことへの支援
(8) 睡眠についての支援


4章 教育的アセスメントによる支援
1 教育的アセスメントの基本とは?
(1) 教育的アセスメントと基礎的情報
(2) アセスメントと「診断」と「特徴」
(3) 「行動」と「発達」の評価
(4) 生活、教育環境のアセスメント
(5) 「問題行動」の機能的アセスメント


2 発達アセスメントのいろいろ
(1) 発達全体からの読み取り
(2) 知能や認知の力の読み取り
(3) 言語・コミュニケーションの読み取り
(4) 学力の読み取り
(5) 社会性・性格面の読み取り
(6) 感覚・知覚・運動面の読み取り


3 アセスメントからつくる指導計画とは?
(1) 指導の指針を立てる
(2) 指導目標、内容・方法を導く
(3) 指導中、後の評価と次の計画へのつなぎ方
(4) チームで行うアセスメントの工夫


5章 自閉症へのさまざまなアプローチ
1 TEACCHプログラム
2 応用行動分析
3 さまざまなアプローチ
(1) PECSとその実践
(2) RDIとその実践
(3) サーツモデルとその実践
(4) 社会的認知発達支援プログラムとその実践
(5) 7つのキーポイントとその実践
(6) 関係性とその実践
(7) 認知発達治療とその実践
(8) 自閉症への遺伝子研究
(9) 自閉症への薬物療法
索引

 

 


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