ワクワク!算数らんど 『整数の加減乗除編』 ※絶版
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監修 本田恵子(早稲田大学教育学部教授)
著者 村上義次 岡田佳子 阿部麻里
価格(税込)
商品コード
内容 問題カード32枚・ワークボード1枚 ワークシート2枚・オリジナル問題用紙2枚 立体ブラックボックス1セット 具体物(ビスケット)30個・チップ各種240枚 操作カバー1枚・説明書1冊
寸法/外箱 265×195×50mm |
特徴
いろいろな現場で活用できます
- 特別支援で
個別指導や少人数の学習に適しています。お子さんの特性に合わせてお使いください。
- 授業で
4名程度が適当です。子ども同士で役割分担をして、順番に回して下さい。
- 家庭で
スモールステップですので、ご家庭でも安心して学習を進められます。
- 中学生
生徒さんが苦手とする項目から、学習しなおすことができます。
算数を通して『考える力』を身につける
■9歳の壁を乗り越えよう
算数の文章問題を解くには、ことばを数字や演算子に置き換える力、文章をわける力、それらの順番を組み合わせたり置き換えるなど、1つのことを様々な面から見る力「操作力=論理的思考力」が必要です。
発達心理学者のピアジェによれば、9歳~10歳ごろは、見たまま聞いたままでものごとを判断する”直感思考”から、見た目に左右されずに論理的に考える”具体的操作期”に移行し、『考える力』が大きく成長する時期と言われています。
文章問題が苦手な子どもは、この時期に身につく「操作力」をまだ獲得できず、つまづいている状態です。
これがいわゆる「9歳の壁」といわれるものです。
操作力をみにつけるには具体的な実体験をしながら、その中に意味を見出し、実体験と意味を結び付けて学習していく必要があります。
■考える力を育てよう
さかのぼって考えることを「可逆的思考」と言います。
算数の文章問題には逆算しなければ答えの出ない問題もありますが、それらの問題を解くには、文章を理解し、言葉を記号に置き換え、数どうしの位置関係を見渡し、さらに計算を一つずつ前にさかのぼる思考力が必要です。
「難しい」「めんどう」と経営されそうですが、可逆性を含んだ問題をたくさん解くことは、子どもの「考える力」を育てるには最適です。
内容
”STAGE”と”ステップ”
『ワクワク算数らんど』は4つの”STAGE(ステージ)”で構成されています。
それぞれのSTAGEの各問題を、ステップを積み重ねながら学習していきます。
STAGE1: 足し算 引き算/1操作問題 |
ステップ1: 具体物のみを動かしながら直感的に理解していきます |
STAGE2: 掛け算 割り算/1操作 2操作問題 |
ステップ2: 具体物と演算子を使って式の意味を理解します |
STAGE3: ( )を使った四則計算/ 2操作問題 |
ステップ3: 具体物から数式がイメージできるようにします |
STAGE4: 応用問題/2操作 3操作問題 |
ステップ4: 具体物がなくても記号や公式として操作できる段階です |
理解度に応じた全86問の文章問題
問題カードは、基本問題「やってみよう!」と練習問題に分かれています。
おもて面には問題、基本問題の裏面には具体物の操作の方法、練習問題の裏面には、その問題のつまずきに対しての対処方法が書かれています。
算数の新指導要領に対応した問題もありますので、授業に組むことも可能です。
子どもがワクワクする豊富な具体物
270個以上の、立体チップや平面チップ、演算子チップなどを使い具体的に操作するところから始めます。
本物そっくりのビスケットや、キャンディやイチゴのチップなどの具体物が数多く入っています。
特別支援教育で使用する場合は、具体物を使って<増える><減る>の意味を理解すること(数の合成・分解)から始めることができます。
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