ウエルライフ 小学校生活充実検査
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検査名 ウエルライフ 小学校生活充実検査
編集者 ウエルライフ研究会 代表 荒木紀幸
所用時間 前/後編 各30分~40分
適用年齢 小学2年生~6年生
採点方法 コンピューター採点 |
検査の目的
子どもたちは小学校に入学すると、「知・徳・体」の調和のとれた発達をめざして教育を受けます。小学生版ウエルライフ(学校生活充実)検査は、子どもたちが充実した学校生活を送っているかどうかを調べるために開発されました。
検査では、学校生活の充実を阻害している不安やストレスの程度といったマイナスの側面と、自己を価値ある存在とみる自尊感情の育ちの程度というプラスの側面を測定し、その結果に基づいて、健全な子どもの発達のための適切な指導と助言、援助としての手がかりを先生方や保護者の皆さまに与えようとするものです。
具体的には、いじめや不登校といった問題の早期発見、また充実した学校生活を阻害している不安や悩み、ストレスについての手がかり、自尊感情を高め、育てるための指導や援助の手がかりなどです。
特徴
質問には、「はい」か「いいえ」で答えます。
学校生活(学習場面や対人関係場面)における子どもの悩みや問題、不安やストレスについて 的確に把握できます。
いじめや不登校の兆候や危険性を早期に発見できます。
学校内不安やストレスを形作る3因子得点の特徴から問題の所在を把握できます。
適応性の指標として自尊感情について知ることができます。
自尊感情を構成する4因子得点の特徴から問題の所在や育成の手がかりを把握できます。
先生にあっては、学習指導や生徒指導上で必要な個人の不安特性や自尊感情の側面について客観的な情報を学校生活全般にわたって収集できるので、具体的で適切な指導が可能となります。また、児童についての学校内不安情報は先生自身の教育実践の改善に寄与します。
この検査から、家庭環境や家庭生活に問題行動の原因があると判断された場合には、その改善のために親と協力して対応する必要があるかもしれない。その場合には診断結果を知らせることが必要になることもあります。
保護者にあっては、お子さんの学校での様子が、授業場面や学習場面、休み時間、クラブ活動や特別活動、クラスメイトとの関係、先生との関係などについて知ることができるとともに、子どもの抱えている不安やストレスについても知ることができ、親としての適切な対応や指導ができます。
質問の仕方が工夫されていますので、軽度発達障害の子どもについても利用が可能です。
価格
用紙(採点料込) |
商品コード 044-068 税込価格 660円 |
前編:全8ページ(質問6ページ) 後編:全4ページ(質問3ページ) |
手引書 |
商品コード 044-067 税込価格 1,980円 |
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関連カテゴリ 学校検査