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就学児版田中ビネー知能検査 V(ファイブ)

就学児版田中ビネー知能検査 V(ファイブ)

検査名

就学児版田中ビネー知能検査 V(ファイブ)

 

編集

一般財団法人 田中教育研究所

 

監修

杉原一昭 杉原隆

 

編著者

中村淳子 野原理恵 大川一郎 芹澤奈菜美

 

適用範囲

5~6歳

 

特徴

1.就学児版田中ビネー知能検査Ⅴの適用年齢

就学児版田中ビネー知能検査Ⅴは、主として就学児検診に活用されることから、原則として5、6歳の就学前の幼児が対象です。ただし、就学してから学習困難が心配されるような7歳児や、就学児検診以前に発達をアセスメントしておきたいと思われる4歳児などにも適用が可能です。

 

2.就学児版田中ビネー知能検査Ⅴの問題構成

就学児版田中ビネー知能検査Ⅴは、田中ビネー知能検査Ⅴの2~7歳級の問題と、補助問題に位置づけられていた「数の順唱」「数の逆唱」で構成されています。2~7歳級をそのまま採用している理由は、5、6歳児で通常の発達を遂げていれば、少なくとも基底年齢は3歳でとどめられる(2歳級を全問合格する)と推察できるからです。また、7歳級の問題もスラスラできるのであれば、就学に関して問題があるとは考えにくいからです。そして、「数の順唱」「数の逆唱」もそのまま残したのは、就学時点で記憶のスパン(記憶できる範囲)を知っておくことは、就学後の学習効果など、学校適応を予測する手がかりとして有効であると考えたからです。また、あえて田中ビネー知能検査Ⅴの問題に変更を加えず、2~7歳級をそのまま採用したのは、綿密なアセスメントが必要なケースの場合に、同じ尺度上で再検査ができるようにと考えたからです。

 

3.検査用具などの軽量化

田中ビネー知能検査Ⅴの検査用具を活かしながら、就学児版田中ビネー知能検査Ⅴでは、「発達チェック」や1歳級の問題で使用する大きめの用具を省き、軽量化実現しました。そして、持ち運びに便利なコンパクトケースに納められるようにしました。カード類は大きさの違うカード1(B5版)は独立させていますが、カード2~4(A5判)までを一冊にまとめました。マニュアルについても実施法と採点法の内容をすべて1冊に網羅し、初心者のテスターでも容易に扱えるように変更しました。

 

 

 

 

 

持ち運びに便利なケース

主な用具

 

価格

一式セット

商品コード

 017-157

税込価格

 72,600円

■セット内容■

検査用具 一式

検査法  1冊

記録用紙(20名分) 1セット

検査用具

商品コード

 017-201

税込価格

 60,500円

 

検査法

商品コード

 017-202

税込価格

 6,600円

 

記録用紙(20人分)

商品コード

 017-205

税込価格

 5,500円

 

検査名: 就学児版田中ビネー知能検査V(ファイブ)

 

 

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