| ●推奨の言葉 注意力に焦点を当てるユニークなテスト 岡堂哲雄先生(文教大学教授) |
医学でも心理臨床の分野でも、行動の変化を重くみる取り組みがさかんになってきたが、
個人の注意力に焦点を当て、行動を予測するユニークな心理テストが刊行された。
スポーツ心理学の権威であり、テニスや陸上競技選手のメンタルトレーニングを実践し、
顕著な成果をあげてきたナイデファー博士が開発したものである。
TAISは、注意を4つの領域に分けるなど、博士自らが日本の武道に学んで体得した
注意集中力の理論に基づいているだけに、日本人にもなじみやすいテストである。
注意力と対人関係のスタイルを同時に査定できるので、職業の適性やストレス耐性など、
メンタルヘルス場面でも広く利用されることを願っている。 |
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[ 注意の4タイプ ]
人間の注意には、4つのタイプがある。
外へ-広く 外へ-狭く 内へ-広く 内へ-狭く の4つである。 |
時と場所に応じて、この4つのタイプを使い分けることが理想だが、
どれか1つだけ偏ってしまう人が多い。性格や仕事の質、人生上の経験などによって、
4つのタイプのうち1つか2つの得意なタイプで、物事に対処しようとする人が多いからである。
TAISは受検者が、注意の4タイプのうち、どのタイプに偏っているのか、
あるいは偏りがないのかを調べるテストであり、
それが対人関係の面でどのようにあらわれるかも分析する。 |
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外部 |
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外界にこころがひらかれ、広く注意を払っている |
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外界に反応して、一点集中して行動を起こす |
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●町中を歩いているとき
●野球では現在の状況、2死満塁、
風は左へなど、全体を把握 |
●町中で知人を探す
●野球では、今までの配球から
フォークと考え、投球を待つ |
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| 広い |
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狭い |
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さまざまな考えを検討、種々思いをめぐらす |
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こころのなかで問題に対する解答を決定する |
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●旅行の計画を立てる
●困難な問題の解決にデータ収集法を検討 |
●旅行費の計算をする
●データにもとづき、解決方法を決める |
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内部 |
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