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(インボイス制度)適格請求書発行事業者
登録番号 : T9240001027159

 

JIBT-R (Japanese Irrational Belief Test-Revised)

著者

福井至

 

適用年齢

成人

 

所要時間

約4分

 

特徴

JIBT-Rは不合理な信念の中核的な要素を測定するための質問紙。

・全部で38項目からなり、1-10自己期待、11-19依存、20-26回避、27-33外的無力感、34-38内的無力感を測定。

不合理な信念の中核要素とは、その信念があると適切な感情反応ではなく、過剰で不適切な感情反応を起こしてしまう考え方のことです。

例えば、現実には出会う人すべての人に好かれている人はいないので、「私はできるだけ多くの人に好かれるにこしたことはないが、嫌われることもあるかもしれない、そのときはまあ仲のいい人とやっていこう」と考えるのが合理的ですが、現実を無視して「私はすべての人に好かれなければならない」と不合理に考えていると問題が起きます。つまり、誰かに嫌われたとき、落胆し、悲しみ、悩むといった適切な感情反応ではなく、抑うつ、不安、激怒、自己憎悪、自己価値喪失感といった過剰で不適切な感情反応となってしまうのです。

このような不合理な信念を修正し、適切な感情や行動をもたらすのが論理情動行動療法(論理療法)です。論理情動行動療法は、エリス(Ellis, A.)博士によって開発された心理療法。この論理情動行動療法は、ベック (Beck, A. T.)博士の認知療法とともに認知行動療法の発展の基礎となり、世界的に広まった心理療法です。
 

ところでこの論理情動行動療法においては、クライエントの現実場面における考えや感情、および行動の記録などから、問題となる不合理な信念を発見していくのが一般的な方法です。しかし、一般的な不合理な信念の中核要素を測定する質問紙があれば、クライエントの問題となる不合理な信念はより早く発見することが出来ます。そのための質問紙が、このJIBT-Rです。

価格

検査名:JIBT-R (Japanese Irrational Belief Test-Revised) 

質問紙50部 

使用マニュアル1部

商品コード

120-007

税込価格
8,250円

 

 

認知行動療法・実践カードとの併用

また、JIBT-Rと「認知行動療法・実践カード」の中にある「不合理な信念カード」があれば、論理情動行動療法の実施が容易になり、初心者でも一定レベルの論情動行動療法を実施することが出来るようになります。さらに、インテーク時とカウンセリングの終結時にJIBT-Rを実施することで、論理情動行動療法の効果の判定にも役立ちます。このように、論理情動行動療法の実施において、JIBT-Rの利用範囲は広いので、是非ご使用をおすすめします。

 


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